無法の惑星

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この町は「西部で最も凶悪な町」と呼ばれてきた。キャニオン・ディアブロは、アリゾナ州にあった無法で暴力的な鉄道沿いの集落で、1880年に鉄道の線路敷設作業員たちが峡谷の端にたどり着いたことをきっかけに誕生した。橋の資材の長さが合わず、輸送の遅れが生じたことで、約2000人の集落が形成された。その大半は鉄道労働者だったが、やがて無法者やギャンブラー、売春婦たちが集まるようになった。

当初、キャニオン・ディアブロには法執行官がおらず、決闘や銃撃戦、強盗が日常茶飯事だった。メインストリートは「ヘル・ストリート(地獄通り)」と呼ばれ、14軒の酒場、10軒の賭博場、4軒の売春宿、2軒のダンスホールが立ち並び、その名にふさわしい場所となっていた。町の端にあるブート・ヒル墓地は、暴力によって命を落とした35人の遺体ですぐに埋まってしまった。鉄道橋がようやく完成すると、町はあっという間に姿を消した。

地球は、宇宙で最も邪悪な惑星と呼べるかもしれない。この反抗的な世界は、神の道徳律から背を向けてしまった。罪が入り込んだとき――「罪とは不法である」(ヨハネの手紙一 3:4)――人々は律法に背き、道徳的破滅と死をもたらした。

サタンは、この世の無法状態を神のせいにするだけでなく、キリストをも誘惑して神の律法を破らせようとした。荒野での三つの誘惑において、イエスは天の戒めに背くことを拒み、聖書を強力な武器として用いた。イエスはこう言われた。「人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出るすべての言葉によって生きる」(マタイ4:4)。

善と悪の壮絶な対決において、サタンは、神の律法は守ることができず、自由を制限するものだと主張します。 しかし、キリストは神の律法を完全に守り(ヨハネ15:10)、律法を破った者たちを救うために十字架で死なれました。その痛ましい死は、天と地との間に架け橋を築きました(創世記28:12、ヨハネ1:51)。それゆえ、もし私たちが自分の罪に対するキリストの贖いを受け入れるなら、この冷酷で壊れた世界から立ち去ることができるのです。

実践:

あなたの地域社会において、どの法律に最も感謝していますか?

さらに深く:

マタイ24:12;ローマ6:19;テサロニケ人への手紙第二2:7–10